マイルとポイントのお得な関係
クレジットカードのポイントや、その他のポイントを、
航空会社のマイレージに交換することに注目が集まっています。
こうした、「マイル」、「マイレージ」の人気の秘密はどういったところにあるのでしょうか。
様々な分析があると思いますが、
ゴールドカードお得金額比較ランキング編集部は、
その理由の一つに
マイルやマイレージに交換したときに得られる特典が、
ポイントを商品や現金として使った場合に比べて
より「お得」だと感じている人が一定数いるため、人気が出ているのではないか
と分析しています。
もちろん
マイレージの価値、1マイルあたりの価値は、
マイルを使うシーンや、使い方によって、そして個々人の価値判断によって
大きく変わってきます。
そこで、今回ゴールドカードお得金額比較ランキング編集部では、
そうした判断基準の材料のひとつとして
実際に、ポイントをマイルに交換して使用した場合、
どういった特典に交換できるのかを、
具体例を見ながら検証してみたいと思います。
ここでは、一例として、ANA(全日空)のマイル(マイレージ)を使う場合を見てみたいと思います。
ANAの場合、特典航空券に交換するための必要マイル数は
シーズンと距離によって違ってきます。
ANAが毎年独自に定める
ローシーズン(閑散期)、
レギュラーシーズン(通常期)
ハイシーズン(繁忙期)
の3つの時期のどこで旅行をするかによって、
また、飛行距離によって、交換に必要なマイルが異なってきます。
例えば、羽田空港-韓国ソウルの金浦国際空港の往復特典航空券に必要なマイルは
ローシーズンで12000マイル、レギュラーシーズンで15,000マイル、
ハイシーズンで18000マイルです。
年間を通して、ローシーズンとハイシーズンの期間は少なく
一番多いのが、レギュラーシーズンです。
ですので、今回はレギュラーシーズンで比較してみたいと思います。
レギュラーシーズンである
2009年9月4日(金)羽田空港出発
2009年9月6日(日)羽田空港帰着の
ソウル金浦空港行きチケットの場合・・・(2009年8月11日時点で)
エコ割スタンダードで 95000円
エコ割7 で 53000円
スーパーエコ割 で 41000円
です。
マイレージの場合、レギュラーシーズンのこの区間の必要マイルは、15,000マイルです。
ただしマイルの場合、
マイレージ用の席に限りがあり、マイレージ用の席に空席がある場合予約が可能です。
座席に限りがある点や、チケット発券の条件などを見て、
一番安いスーパーエコ割で比較してみます。
仮にスーパーエコ割の41000円の代わりに、15,000マイルでフライトできたと考えた場合
41000÷15000=2.73 です。
仮にマイレージの価値とスーパーエコ割の価値が同じと判断した場合は、
1マイルあたりの価値は、2.73円だったと考えることができます。
また、日本国内線ではどうでしょうか。
例えば、羽田空港-福岡空港の往復特典航空券に必要なマイルは
ローシーズンで12000マイル、レギュラーシーズンで15,000マイル、
ハイシーズンで18000マイルです。
年間を通して、ローシーズンとハイシーズンの期間は少なく
一番多いのが、レギュラーシーズンです。
ですので、今回はレギュラーシーズンで比較してみたいと思います。
レギュラーシーズンである
2009年9月4日(金)羽田空港出発
2009年9月6日(日)羽田空港帰着の
福岡空港行きチケットで一番多い金額帯の場合・・・(2009年8月11日時点で)
普通運賃で 73600円
特割1 で 54000円
特割7 で 46000円
です。
マイレージの場合、レギュラーシーズンのこの区間の必要マイルは、15,000マイルです。
ただしマイルの場合、
マイレージ用の席に限りがあり、マイレージ用の席に空席がある場合予約が可能です。
座席に限りがある点や、チケット発券の条件などを見て、
(特殊な株主優待割引や、介護割引などを除く)
一番安い特割7で比較してみます。
仮に特割7の46000円の代わりに、15,000マイルでフライトできたと考えた場合
46000÷15000=3.07円です。
仮にマイレージの価値と、特割7の価値が同じと判断した場合、
1マイルあたりの価値は、3.07円だったと考えることができます。
また、国際線ビジネスクラスなどでは、マイルの価値も大きくなる傾向にあります。
例えば、成田空港-イギリス・ロンドンのビジネスクラス往復特典航空券に必要なマイルは
ローシーズンで75000マイル、レギュラーシーズンで85,000マイル、
ハイシーズンで95000マイルです。
年間を通して、ローシーズンとハイシーズンの期間は少なく
一番多いのが、レギュラーシーズンです。
ですので、今回はレギュラーシーズンで比較してみたいと思います。
レギュラーシーズンである
2009年9月1日(火)成田空港出発
2009年9月6日(日)成田空港帰着の
イギリス・ロンドン行きビジネスクラスチケットの場合・・・(2009年8月11日時点で)
ビジネス普通運賃で 1,140,600円
ビジ割 で 841,000円
ビジ割14 で 701,000円
です。
マイレージの場合、レギュラーシーズンのこの区間の必要マイルは、85,000マイルです。
ただしマイルの場合、
マイレージ用の席に限りがあり、マイレージ用の席に空席がある場合予約が可能です。
座席に限りがある点や、チケット発券の条件などを見て、
一番安いビジ割14で比較してみます。
仮にビジ割14の701,000円の代わりに、85,000マイルでフライトできたと考えた場合
701000÷85000=8.25 です。
仮にマイレージの価値と、ビジ割14の価値が同じだったと判断した場合、
1マイルあたりの価値は、8.25円だったと考えることができます。
このように、マイレージの価値、1マイルあたりの価値は、
マイルを使う時期、使う路線、使い方、
どの値段設定とマイルの価値を同じとみなすか
などによって大きく異なってくることが分かります。
チケットとしては、国際線ビジネスクラスや、ファーストクラスなど、
なかなか割引運賃がでないクラスの方が、マイレージの価値が高くなる傾向にあるようです。
クレジットカードのポイントを、商品券や現金などに交換する場合の還元率は、
一般的に、0.3%~1.5%ほどであると見られています。
例えば今回の試算で出してみた
マイレージ還元率は、2.7%~8.2%でした。
(もちろん、使う時期や、路線、使い方によってこの還元率は変わって来ますので、この数値は参考値です。
使う路線などで、独自に試算してみるといいかも知れません)
こうしたところから考えても、
人それぞれ、マイレージの価値をどれくらいと分析するかによって異なってきますが、
クレジットカードのポイントをマイルに交換する、ということに人気が出ている理由の一つかもしれません。
(LAST UPDATE 2009/08/12)
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